本当の自分を見失った原因とは!?

「本当の自分がわからない」

 

以前の私は、

このような悩みをずっと抱えていました。

周囲の意見に振り回され、

自分の考えも感情もよくわからなかったのです。

Aさんが右といえば右に同意し

あたかも自分も右だったような気になり

次にBさんが左といえば左と自分も思ってしまうのです。

つまり、自分は右でも左でもどちらでもないですし

結局はどちらでもいいのです。

何の意見も意思もないのです。

それはなぜでしょう?

 

 

それは、

自分の意思はそもそもあるとやっかいなことになり、

ない方が自分にとって都合がよいからです。

もっというと

これは無意識ながらの一つの戦略とも言えます。

では、なぜ自分の意思があると

やっかいなことになるのでしょう。

 

 

それは、自分の意思があると

他者との対立を招くからです。

必ずしも対立を招くことばかりではないはずですが

他者との対立を恐れる気持ち

自分の無意識領域に根付いているからです。

それは取りも直さず

人間関係の原型である

両親との関係の中で培われたものです。

反発や対立は

両親から食べ物や世話など

さまざまなものが途絶えてしまうのでは

という恐怖につながります。

それは自分の生存に関わるという

防衛本能から来ています。

私は親との関係の中では

自然体の自分を出すことが難しい

「支配と服従」という関係だったのです。

服従することで生き延びているという

生きるための作戦です。

それは生身の人間としての温かな関係ではなく

緊張を生み、

常に自分の人間性を押し殺し

相手に迎合する戦略だったのです。

これでは自分の意思がなくなって当然というか

ない方が生きやすく、

ないからこそ成功したと

言える体験です。

 

ただ幼少期は生き延びられたとしても

服従や迎合は自分の人間性を追放する作戦ですから

大人になってから空虚感に苛まれて当然です。

 

 

私のように

見失ってしまった自分自身を取り戻すためには

幼少期に両親に認められなかった

自然体の自分自身を

自分が認めていく作業

が必要になってきます。

ただ、大人になった自分も

気がつけば

自然体の自分を認められず非難や否定をしたり、

思い通りに動かそうとしたりしてしまいます。

ただでさえ、

自然体の自分を追放することで生き延びることに成功

してしまったから

人によっては容易なことではないはずです。

 

自分ではどうしても

自然体の自分の声が聞けなければ

誰かに聞いてもらいながら

見つけていくことができます。

そのためのお手伝いを

プラチナバリューカウンセリングは

させていただきます。