心が自立すると心が〇〇になる!

 

 

心の自立。

それはズバリ、心の自由と直結していると言えます。

なぜなら

自分が生きていく上で他の人があまり気にならない、

もしくは気になったとしても

自分の意思を重視して生きていけるからです。

 

事例から考察してみたいと思います。

ある日、Aさんという方から電話がありました。

数日前から体調が悪かったそうですが、

その日は特に起床直後から具合が悪く

出勤前のご主人に具合が悪いことを伝えたそうです。

でも、ご主人は「具合が悪いんだね」と了解はしたものの、

そそくさと仕事に行ってしまったそうです。

その後、Aさんはますます具合が悪くなり

居ても立っても居られない感覚に襲われ、

電話をかけてきたのです。

ただ、話をすると間もなく落ち着いたので電話を終えました。

パニック症状だったようでした。

パニックになってしまったAさんは、

誰かに聞いてもらわなければどうにもならないほどに

人を必要としました。

どうしてでしょう。

具合が悪いことに対し夫は関心を向けてくれなかった。

その寂しさがAさんをますます苦しめたのです。

もし、Aさんの心が自立していたとすると、

夫が関心を向けてくれなかったことで

ここまでパニックにならなかったのではないかと思います。

寂しさは感じるにせよ、

夫の言動にここまで影響されることなく、

具合が悪ければ悪いなりに

その時の自分にふさわしい行動が

取れていたのではないかと思います。

 

 

Bさんは一人っ子です。

何不自由することなく大切に育てられてきました。

しかし、Bさんは学生時代から人間関係で悩み中退。

大人になってもいくつか転職しています。

加えて病気を患ってしまったせいで離職し

経済的な自立が難しい状態です。

自分が成長期から現在までずっと苦しい思いをしてきたのは

高圧的な父とそれに反論できなかった母のせいだと、

ずっと恨んでいます。

ただ病状はますます悪化し、

親に反抗しながらも家を離れることができません。

焦燥感や絶望感で

どんどん気持ちが追い込まれてしまっています。

 

 

Cさんは4人兄弟の3人目で、

母親に可愛がられた記憶はなく育ったそうです。

Cさんは大人になり伴侶を得ましたが、

DVをされたり家のお金を勝手に取られてしまいます。

ただCさんも病気になってしまい夫しか頼る人がおらず、

周囲から離婚を勧められても別れません。

なぜなら自分の生活の世話を一応はしてくれるからです。

ただDVは定期的に繰り返されており、

近隣からの苦情が来たり

時に警察官がやってきたりします。

Cさんの体調はますます悪くなる一方です。  

 

 

事例を読んでいかが感じたでしょうか。

心が自立していれば周囲の人や環境は

より健全な形で選択できます。

人や環境を変えることができないにしても

自分の行動を選ぶことができます。

そして誰がどのような言動をしても、

相手の言動に振り回されることが少なくなります。

相手の言動はそれとして、

過度に心が落ち込んだり不自由になってしまうことなく

自分の気持ちを保つことができ、

かつ自分の健全な意思に沿った行動ができます。

落ち込み過ぎて周囲を心配させたり

自分の心を保つために他者を必要としなくなります。

他者は自分以上に重要な存在ではありません。

自分が一番必要とするのは自分からの愛です。

これは病気を患っていてもいなくても同じと言えます。

Aさん、Bさん、Cさん

それぞれ筆舌に尽くしがたい何らかの経験を、

おそらく人一倍されたのではないかと思います。

それは自分ではどうしようもない、

また自分の力ではどうにもならなかった

経験だったのではないかと想像します。

だから、それぞれの方が心の自立できていないなどと

指摘するつもりでは決してないのです。

ただAさん、Bさん、Cさんともに

自分自身への頼りなさ、自信のなさなどから

つい自分の心の舵取りを人に預けてしまっているのです。

AさんCさんはご主人に、Bさんは両親に、です。

心の自立を目指せば、

病気であろうとなかろうと

自分のしたいことをしようとしたり、

落ち込んでも自分をいたわり、

気持ちを立て直したり

気分を良くしてあげることができるようになるのです。

すると、たとえ周りの人がどうあろうとも、

どんどん自分の世界を楽しんだり広げたりできる

心の自由が待っているのです。