幸せになるために〜成長vs退行

 

 

社会学者の加藤諦三先生によると

人間には成長欲求退行欲求があるとのことです。

誰もが成長したいと思うばかりでなく、

実は退行欲求に引きずられてしまうことも多いようです。

なぜなら退行欲求に従う方が楽だからです。

 

 

極端な例をあげます。

赤ちゃんです。

赤ちゃんは自分で何もできません

泣けばお母さんがミルクをくれたりおむつを変えてくれます。

自分は何もしなくていいのです。

寝たままでゆりかごに揺られていればいいのです。

しかし、そこには自由はありません。

自分で意のままに動けないからです。

 

 

赤ちゃんが成長すると

どんどん動けるようになっていきます。

自由があります。

自分の心がはずむような

面白さや喜びに出合います。

未知の世界を知り、

好奇心を満たします。

ただ自分で動く分、

転んでしまったり、

傷ついてしまうこともあります。

それでも満足感は計り知れません。

 

 

話しを大人に戻しますが、

幸せを感じられるのはどちらの方でしょうか。

退行に向かう人は楽をする代わりに

他者を必要とします。

それでいて他者に満足を感じられません。

他者は自分ではありません。

思い通りに動いてくれるわけではないからです。

ですので、不平不満が出てきます。

自分が不満足なのは

他者のせいになってしまいます。

他者が自分を満たさないから、

自分は不幸だと感じます。

すなわち”被害者”です。

自分以外の人・環境・状況などのせいで

自分は不幸だと思います。

自分で自分を満たせません

自分自身を生きられません。

 

 

 

 

成長に向かう人は

自分でやりたいことを見つけ、動きます。

そこに不安や恐れがあったとしても

そちらに向かうことを選びます。

 

その中ではやはり障害と思えることに

ぶつかることもあります。

失敗したり傷ついたりもします。

それでも成長に向かう人は動く方を選びます。

他者のせいにはしません。

自分がそうしたかったからその道を選んだ、

自分で決めたという自覚があるからです。

結果がどうであれ、

自分で選び、決断し、動いたこと自体に

満足感があります。

ですので成長する人は幸せを感じられます。

 

 

 

 

退行欲求も成長欲求もどちらも人間にはあります。

もしこれまで退行に向かっていたと思っても、

これからは成長も選べます。

恐れや不安があってもいいのです。

むしろある方が自然でしょう。

自分で選ぶ、決める、動くなど主体性を持ち、

傷や失敗からも何かを学び立ち上がる人は

成長し続けます。

結果に関係なく自己成長には幸せがあります。

 

 

プラチナカウンセリングルームでは

自分の成長を目指し

幸せになっていきたいという方が、

恐れや不安を持ちながらも

一歩ずつ動けるようになることを

カウンセリングを通して応援させていただいています。