自信がなくすぐ怖気づいてしまうあなたにある(かもしれない)ビリーフ・1

それではこれまでお伝えした

「世の中が歪んで見える眼鏡」に該当する

24個のビリーフについて、

今日かえら事例を交えつつお伝えしていきたいと思います。

この24個のビリーフとは、

あなたの考え方や行動を必要以上に制限したり

不自由にさせてしまうビリーフを指します

(正確には「リミッティング・ビリーフ」と言います)。

直訳での「信念」というよりは、

いつの間にか入り込んでしまっている

「思い込み」「固定観念」という意味合いです。

入り込んだのはおおよそ0〜18歳ころまでで、

主に親との関係の中で

知らず知らずのうちに作ったものが中心です。

これらのビリーフは

あなたの人格形成やこれまでの人生に

大きく影響を及ぼしていたはずです。

 


 

まさよさんは、最近ますます

仕事をするのが憂鬱になってきました。

新しくやりたかった仕事にチャレンジしたはずなのに、

なぜか手足が止まってしまうのです。

進みたいのに進めない。

そんな自分の中に相反するもどかしさを抱えています。

なぜこんなに動けないんだろう。

カウンセラーに話しているうちに、

まさよさんの心を重くしている原因がわかってきました。

 

 

 

仕事を依頼した人に対して、

期待を満足させなくてはいけない。

期待通りのレベルのものでなくてはならない。

当然のことではありますが、

そんな責任感が過度になり過ぎて、

まさよさんの心を重くしていたのです。

やりたい気持ちよりもそちらの方が勝り

恐れで進めなくなったのです。

 

 

まさよさんは子供の頃から

両親の有言無言の期待を感じ、

いい成績を取ろうとがんばってきました。

いえ、がんばっているという自覚も

子供時代にはまったくありませんでした。

物心ついた頃からまさよさんには

母親からドリルなどを与えられ、

それをクリアすると遊ぶのを許されるというのが

当たり前だったからです。

また、ことあるごとに

途中で物事を投げ出してはいけないと言われ、

やりたいかやりたくないかに関わらず、

習い事を続けていました。

まさよさんには姉がいるのですが、

父親は姉には優しく、

何かにつけ肩を持つような言い方ばかりします。

父親に愛されるために、

まさよさんは父親の好みそうな振る舞いをしていました。

たとえば、習い事は続ける、

だらしない行動やわがままは言わないなどです。

いい成績を取ったり、

皆の中で何かに選ばれたりすると

両親は大変喜び、褒めてくれます。

まさよさんはそれが嬉しくて、

親に好ましく思われる行動を基準に

子供時代を過ごしていました。

ですが、大きくなるにつれ成績も下がっていき

習い事にも身が入らなくなりました。

まさよさんの気力がなくなってしまったのです。

両親には心を閉ざし本音を言うことはありませんでした。

中学、高校の成績ももちろん

自分から親に見せることはありませんでした。

 

そんな子供時代を過ごしたまさよさんに

できてしまったのは

<ありのままの自分には価値がない>

というビリーフです。

両親の期待に沿う振る舞いや行動、成績を

取れない自分には価値がない、重要ではない

というビリーフです。

逆にいうと、

相手の期待に沿う時だけ自分に価値がある

という思い込みです。

これが、まさよさんの行動を鈍らせ

心を重くしている原因でした。

 

これは自己重要感に関するビリーフと言われ、

自分のことを「重要な存在であってはいけない」

制限してしまうビリーフです。

このビリーフができる原体験としては、

抑圧的で厳しい親から自己主張を許されなかったり、

自分が無条件で価値のある存在と

認められなかった(と思った)ことがあげられます。

 

他にも「お前はダメだ」

「お前にできるわけがない」

と否定ばかりされたり、

怒られてばかりいることなどによっても

このビリーフは刷り込まれます。

まさよさんのように幼少期

「両親の期待に沿う時に自分に価値がある」

と思っていたことが、

成長するにつれ一般化し

「相手の期待に沿わなければ自分には価値がない」

との思い込みに変化していきます。

この思い込みがあることで何かにつけ

「人がどう思うか」が基準になってしまいます。

そのためこのビリーフを持つと、

自信がなく劣等感を強く持ってしまい、

人に認められるための過剰な努力をします。

しかし、どんなに頑張っても

自分の心が満たされることはありません。

 

他にも

・すぐに「自分はダメ」と落ち込む

・上司やリーダー等責任ある立場を任されると

 緊張して本来の力を発揮できない

・失敗を過剰に恐れる

・人の意見に流される

・言いたいことが言えない

・自分のことが好きになれない

・すぐに「自分にはできない」と思い込んでしまう

などという思いにとらわれてしまいます。

 

まさよさんは、

心理セラピーの中でこのビリーフがあったことに気づき、

幼少期の自分を癒やした後、

自分は無条件のままで価値があると再決断しました。

その後、心が軽くなり

「相手の期待」はあまり気にならなずに

行動に移せるようになっていきました。

 

この事例のまさよさんとは何を隠そう私のことです。

どうぞ、私のような悩みを抱えた方、

こちらの心理セラピーを元にした

<プラチナバリューメソッド>を一度お試しくださいね。